平成18年 第56本試験 国税徴収法 ○ 相続税法 ×

平成17年12月、

不合格を受けて、自分を見つめ直した。

インターネットの掲示板も十分参考になった。

やはり、

「カリキュラム」を消化するのは受験資格、合格にはそのプラスアルファーがいる。
努力・運・ひらめき・・・、がんばったからといって必ず受かるわけではない。」

・・、この言葉に集約されていた。





自分はこのレベルの中にいる。

合格率最低の国税徴収法であっても、受験を続ければいずれ合格することもあるだろう。

しかし、「国税徴収法」はもう卒業しよう。

税理士としてこれ以上の国税徴収法の知識は必要ない。

遠回りだが正道を貫こう。

何年かかるかわからないが、自分のために「相続税法」を勉強しよう。

・・・・そう思った。






平成18年1月、


3年計画で相続税法を勉強することとした。

自分の置かれている生活環境は冷静にわかっている。

2科目を同時にトップレベルで勉強するのは困難だ。

相続税法1本でいこう。




ただし、「国税徴収法」も現時点で合格レベルに既にいる。

じゃまにならない程度に仕上げて受験しよう。




この方針でいくことにした。





相続税法は1月から始めた。

過去に受験経験はあったが苦戦した。「カリキュラム」を消化するのが精一杯であった。

1年目はそれで良いと思った。






国税徴収法は、4月から始めた。

勉強は車の中と仕事中のみ。

不必要な理論は捨て、あたえられた時間で復唱できる理論だけを試験場に持っていこうと考えた。

5年目の理論回し。そうそう改正もない。

けっこう、持っていけそうな感じだった。






平成18年5月、



試験の申し込みのとき、


すでに、4科目合格しているため2科目受験するためには既合格済みの科目のうち、1科目を免除(放棄)する必要があった。

この手続はとても不安であった。

何度も国税局に問い合わせて確認した。

できるとは聞いていたが、経験者が周りに誰もいない。

本当に大丈夫であろうか。何度も何度も確認して、ようやく「消費税法」を放棄し、受験の申し込みをした。





平成18年7月、



試験直前になると、あいも変わらず職場の皆さんが気を使ってくれる。

12年間まったく変わらない。ありがたいことである。

仕事の合間に十分本を読む時間がとれた。


この時間を利用し、

国税徴収法については、ネット掲示板情報でこの本が良いと紹介されている1冊、


「図解 国税徴収法」  を連続小説のように繰り返し読むこととした。




相続税法はちと消化不良ぎみの仕上げとなったが、まあこんなものであろう。









平成18年8月、試験日



初日の相続税法を終え、ひどい頭痛を覚えた。

その夜はほとんど寝ることができなかった。



2日目の朝、熱も上がり、寒気がする。頭も痛い・・・。

体調はひどく悪かった。


「いつぞやの試験前に似てるな。その時は確か合格だったな。・・」

と受験会場に行けるかどうかの状態・・・・。

・・・ホテルのベットで震えながら思った。



試験開始は12:00~・・。


時計は10:30分・・・。

這うようにホテル近くの薬局に飛び込んだ。

・・・・事情を説明(・・したのだろう。よく覚えていない・・・。)



薬局の店主が、適当な薬とドリンクを飲ませてくれ、

タクシーに乗せてくれた・・。

(・・・・ありがとうございます。)










どうにか試験は終わった。





歴代壮絶な試験、パートⅡであった。

「やめ」  という合図とともに、

立つことができなくなった。


「またかよ・・・・・・。」



係りの人に支えられながら、試験会場を後に・・・・。

おなじみのソファーで2時間ほど寝(気絶し?)た。










後日、各専門学校から

例の如く、まちまちな模範解答(国徴の話ね・・。)が発表された。

自宅にいながらこれらの情報はなんなく入手することができる。

インターネットはすごい・・、と思った。




相続税法はすでに眼中になかった。

完敗である。

完全に実力不足であった。






国税徴収法については、

ネット掲示板など、前年に負けず劣らない激論が繰り返された。

私も「マジメ」に掲示板に参加、自分の意見を主張した。

インターネットはすごい・・、とまた思った。





平成18年10月、


国税局から 出題のポイント が発表された。




問1、問2、問3、さまざまな主張、論説は、あいもかわらず、「ばっさり」 切り捨てられていた。


各専門学校の模範解答すら、完全否定。




「これが、答えなんです~!!文句ありますか?」


こんなイメージの見解であった。










目を疑った。




「運」が、ついに自分にまわってきた・・・・・、そう感じた。




くばられた理論用紙はベタっと埋め尽くした。

用紙が足らなかったので最後の1枚は2段書きで書いた。

一字・一句ベタ書きした問1の理論はすべて点数となった。

どうとも取れる問2は、自分の書いた通りが見解となっていた。

埋め尽くしたことがすべて点数となっている。





難解な問3も直前に小説のように読んでいた 「図解 国税徴収法」 が参考となり、基本的な項目、上積的な項目、できなくても仕方ない項目について、バシバシ点数がついた。

もちろん、わからない項目もあった。

無償又は著しい定額の第2次納税義務や細かい論点はできなかった。

ただし、書いたことについては、ことごとく点数がくる。

そう思える見解であった。




こんな回答(理論用紙を2段書きにしなければ出せない正答)をする受験生が他いるのか?


我が解答ながら、試験のそらおそろしさを感じた。




確信をもって書いた解答ではない。

やったことはいつもの年と同じこと。

結果として書いたことと国税庁の見解が一致しているのだ。





努力、運、ひらめき


この三つの要素がすべて揃った。






長い受験経験上、ほぼ合格を確信した。










平成18年12月


試験結果発表



















国税徴収法 合格 










相続税法  不合格





                   ・・・・・・であった。









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この記事へのコメント

mayumayusuzy
2007年07月31日 20:59
初めまして。
今年8月、国税徴収法を受験します。
あらためて、合格の厳しさを痛感いたしました。

>「カリキュラム」を消化するのは受験資格、合格にはそのプラスアルファーがいる。
>努力・運・ひらめき・・・、がんばったからといって必ず受かるわけではない。」

この言葉が重かったです(-_-;)
でも、それでもやるだけやるしかありません。


頑張ります!
またお邪魔させて下さいませ。
ベテ男
2007年08月01日 14:10
mayumayusuzyさん、初めまして。
今は、やるっきゃありませんね。
試験終わったらまた来てください!!

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